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窓から見える本校舎。
子守唄みたいな先生の声が耳を通り過ぎるなか、何とはなしに彼と瞳が重なった。 +++ 本校舎の向かい側にある西校舎。 そこに私がいる教室がある。 窓際の一番後ろという絶好の昼寝ポジションに移ってから3日目。 私は向かい側の教室に寝ぼけ眼で舟をこぐ男の子を見つけた。 思えばどうしてあんなに真剣に眺めてしまったのか。 今となっては知るよしもないが、今にもぶつかりそうな机と頭の距離が私の興味を引いたのだろう。 この教室内で顔をあげているのは私1人。 4時限目が体育ということもあり、昼休みが終わったあとの授業はいつもと違う空気で満たされ、我がクラスの担任でもある英語の先生は顔をしかめながらも、淡々と授業を進めていた。 私も寝てしまおうか。と、いつの間にか後頭部しか見えなくなった彼を見て、あくびをかみ殺す。 ときおり縋るようにこちらを見る先生の視線を感じながら、私はもっと不真面目に生きてみたいものだなと少しだけ視線を上げた。 「――――」 そのとき。 机に沈んだ彼の奥。 窓際から2列目に座る男の子と目が合った。 +++ つづきを読む |
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