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小説になる前の小説もどき。
+++ やだ。何。ここ。 ふぎゅ。と奇妙な鳴き声が隣で聞こえて、私はビクッと肩を揺らす。 「・・・」 「・・・」 ぴょこん、と座り込んだ私の膝の上に乗ってきた謎の生き物。 毛並みがふわふわしていて、つっつくとぷにぷにしていて気持ちがいい。 「な。なに?」 「な~?」 2リットルのペットボトルくらいの大きさのその子を抱き上げると、妙な生き物は私の真似をして声を鳴らす。 「ここ。どこか解る?」 「う?」 こてっと首を傾げ私を見上げ「な?う?」と妙な生き物は反芻した。 「ええっと。・・・うん。なんでもない」 いい子いいこ。とその子の頭を撫でると、気持ち良さそうにノドを鳴らした。 思い起こせばついさっき。 私はいつものようにお風呂に入っていたのだ。 なのに、なんで制服を着ているんだろう。 しかも。 森の中で。 「・・・きみ。お名前は?」 「ふぎゅ?」 「ええっと。私の名前はククル」 「く~?」 「うん、まぁそんなとこ。きみの名前は・・・?ない、の。かな?」 妙な生き物の目を見て、ゆっくりと問う。 その子は「ふぎゅふぎゅ!」と言いながら、私の頭にのぼる。 ダメだ。。。通じてない。 「えーっと・・・うん。とりあえず。ここ。どこ?」 +++ こういう話も結構好きです。 (ぇ。なにそのオチ) PR COMMENT COMMENT FORM
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