合唱コンクールが懐かしい。
朝早く来て練習した曲。

窓の向こうの屋上からは先輩たちの歌声が響いて、
鳥たちの囀りと調和する。

力強いピアノの音。
静かな朝に響く私たちの歌声。

＋＋＋


立ち入り禁止の屋上の中に、１つ壊れたドアがあった。
古くなった鍵が壊れて、鍵がかからないのだ。

それは、一部の先輩から後輩へと語り継がれ、練習場やたまり場として使われていた。
私がそれを知ったのはいつだったか。
「練習場所がないね」と話しているうちに偶然辿り着いた気もする。

そういえばココの屋上で人を見かけたことがあった。
授業中だというのに、なぜ。と首をかしげた程度だったが、今思えばアレは授業をサボっていたのか。
壊れたドアをあけ、閉じないようにと石で固定する。
目の前の壁から出なければ向かいの教室に人影は見えないのだが用心に越したことはない。

用意してきたステレオとカセットテープ。
流れる音はどこまで響くのだろうか。
見つかったら反省文を書かされるかもしれないため、堂々とここに居座る勇気があまり出ない。
よくみんなは平気だなと他の３人を見渡した。

＋＋＋

…と、昔の実話を書いてみたわけですが（ぇ）

屋上は広くて風が心地よくて見晴らしがよくて最高ですよね♪
水月はちょくちょく屋上に遊びに行っていました。
（良い子は真似しないでね／笑）
本当は入ってはいけないのですが、屋上のとある「噂」＝「壊れたドア」から入れることを知り、みんなでダンスの練習に行ったのです（林間学校で披露するグループの出し物）

他に練習場所が確保できなかったので、そこは大目に見てほしい…（笑）
先生にばれたら色々と危険なため、音量に注意したり壁から出ないように練習したりと大変でしたよ。

ちょっと怖い先輩方の溜まり場にもなっていたようでしたし。
真面目な（笑）水月たちにとってはとってもデンジャラスな場所でした。

しかし、普段入れない場所に入れると嬉しくも楽しくもあり自然とテンションが上がる。
瓦礫のかげにタバコの吸殻を見つけたときには、ビックリしてオロオロしてしまいました。
（「本当に吸っている人とかいるんだ？！」的なビックリでした）

タバコは良くないですよ…。
水月の幼馴染さんは中学生の頃から吸っているんですけど（＝＝；）
（タバコとお酒は２０歳になってから）
やっぱりあんまり歓迎するべき事柄じゃないなって思います。

＋＋＋

林間学校では、同室の子がヘビースモーカーでお風呂場で吸っていたからあら大変。
煙の苦手な水月にとってはかなりつらい状況でした…（うぅ…）

そこで先生に言ったら言ったで色々居辛くなるな…と思い我慢していましたが。
正直、ノドが痛かったです。
（煙は水月の天敵！）
しかも吸っている子が一人じゃなかったのが大問題で、同室のうち３人くらいは吸っていて。
思わず「えぇ？！」ってなりました。
みんな、若くしてタバコ吸いすぎだと思います。

たまに、
「別に誰にも迷惑かけてないんだからいいでしょ～。身体に悪いのなんか解ってるし」
という方がいらっしゃるのですが、迷惑かかってますから！
その副流煙が一番の問題なんですよ。
（ダメだ…タバコのことになると、どうしてもお説教くさくなってしまう…）

…と、思えど、その友達を嫌いになれるかと言うとそこもまた難しい。

水月のお友達の中でも煙草を吸っている人は多いです。
けど、嫌いかって言われるとその人は好きだし。
タバコが嫌いだからって吸っている人まで嫌いにはなれない…。
でも、タバコは嫌い…煙も臭いも水月にとっては強敵です（涙）

飲み屋さんなどでも、空腹時とかだと吐いてしまうくらい苦手です。
普通のファーストフードでも危ないけど。
（今は結構我慢できるようにはなりました）

お友達の中には水月のことを考慮して私の前では吸わないでいてくれる子とか、煙が届かないように配慮してくれる子とかいるので、遊びに行ったり飲みに行ったりしても平気なことが多いです。
（みんな、本当にありがとう！涙）

旧友とかは心配していっつも禁煙席にしてくれるし…！
（いつの間にか友達自慢になってる／笑）

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と、まぁ話がずれましたが（笑）

比較的真面目に生きてきた水月の思い出の中にも、そういうやんちゃな時期があったんだなって、ふと思ったのです（ぇ）
周りの子達はこんな感じだったなとか。
そう言えば、文化祭の作業中に「ニコチン足りねぇ」とか言ってる人がいたな…とか！
色々思い出すと水月の周りってやっぱり真面目な子も多かったけど、ちょっとやんちゃな事しちゃうひともいたなって。
（思い返せば学年一の問題児さんとなぜか仲が良かったんですよね…笑）

もっと昔を思い出すと、そういえば工事現場で遊んだことなかったっけ？！
…とかとか（笑）

みんなどうしてるのかなぁ…。