× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 生い茂る白詰草のなか、君と僕は隣を歩いて。 「四つ葉のクローバーって、哀しくないのかな」 それは、小さな呟き。 吐息に混ざってこぼれた言葉。 君は、きょとんと僕を見上げる。 「なんで?」 「…見つけられたら、抜かれちゃうじゃん」 他の奴らは抜かれないのに。 ただ葉が四つあるというだけで、その命を奪われる。 見つけたものは幸せかもしれないが、見つけられた方は堪ったものじゃない。 そう思わない?と問うと。 「誰かを幸せにできるって、幸せなことなんじゃないかなぁ…」 そっと、穏やかな笑みを浮かべる君の前。 鮮やかな空を彩る太陽が、眩しいくらいに草木を照らして。 小さく揺れた白詰草。 四つ葉のクローバーが誰かの幸せを願うのならば。 僕は四つ葉のクローバーの幸せを願うよ。 そんな奴が1人くらいいたっていいだろう。 掬うように君の手をとって。 僕らは歩き出す。 君の手のなか。 僕の手のひら。 +++ クリエーターは四つ葉のクローバーに似ている。(というお話。/ぇw) 三つ葉は『希望』『信仰』『愛情』。 残る1枚は『幸福』のシンボルだと言われています(日本では) 私も。 誰かの四つ葉のクローバーになれるように頑張ろう。 日の光を浴びて。 大事に育てよう。 摘んでいかれた四つ葉のクローバーが、また、その人の四つ葉のクローバーになるように。 そうやって。 いつかはたくさんの幸せが咲き誇りますように。 PR COMMENT COMMENT FORM
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