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もっと素直に優しさを受けとめられる人になれたら
少しは違ったかな +++ 変なところで意地を張るのは意固地な証拠 解っているのにな 優しさに触れたくなるとき 心に静かな雨が降る 沈む夕陽に 揺れる影 紺碧を呼ぶ金色が目に沁みて 一歩踏み出す足音が 耳に轟く 雨でも降ればいいのにな 思わずこぼれた呟きは 苦笑にまぎれて消えてった 郷愁のなかの懐かしい苦みは 早朝に飲むブラックコーヒーみたい さしずめ砂糖は 名を呼ぶ声で ミルクは ふわふわとした布団かな 起こされるのなら あなたの声がいい 目を閉じて 朝を想えば そんな答えがすべりそうになって 進むたびについてくる 小さな影を踏みながら 僕は慌てて上を向くんだ +++ 少しだけ 歩くのをやめて 蹲って 耳を塞ぎたくなるとき 微かな音に耳を澄ます 足音にまぎれた微音のなかに それを探して 静かなときの流れに身をゆだね たうたうように 瞳を開ける 何も変わらぬ眼前に 残った何かを握り締め ただ それだけを 胸に刻んで そのなかの鼓動を聴くのだ +++ ここに立っているのは 僕だけで この先を行くのも この足で 決して繋がれることのない てのひらも さみしさに紛れた痛みのよう 嘘なら嘘と言って 夢なら夢と 目覚めをください 朝日の眩しさみたいな哀色は 静かに舞う粉雪みたいに しんしんと 降り積もり 春を待つ +++ 頬に触れた 雪結晶 流れて落ちた ひとしずく 僕の中に残ったやさしい微温 そこにあなたがいることを このてのひらが知っている PR COMMENT COMMENT FORM
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