例えば　降り積もる雪のように
この気持ちを君の元に届けられたら

例えば　舞い降りる花のように
優しさで君を包めたら


…そう考えたことがあるんだ。

だけど、


もし　雪のように解けてしまうのなら
雪でなくていい

もし　花のように枯れてしまうのなら
花でなくていい


そう。できれば、変わらないものがいい。


そうだ。
空の広さはどうだろう。
海の深さはどうだろう。


ああ。でも、ちょっと待って。


僕の気持ちは変わらないわけじゃない。


そんなに悲しそうな顔をしないで。


変わらないものはない。って、言ってあげたいけど。


気がついてしまったんだ。


僕の気持ちに容量なんて、限度なんてないってこと。


日々変わるけど、

それはきっと温かくて
それはきっと穏やかで
それはきっと優しくて


この世全てで表現しても、表現したりないくらいの

そんな気持ちをどうやって言葉にすればいいんだろう。



＋＋＋



と、たまには素直に。
夢見がちといわれても。


ロマンチックはお嫌いですか？


なーんて、ね。（笑）ははは

本当は何もかもぶち壊して。
何もかも変えてしまいたい。

例えば、光。

万華鏡に反射する君の瞳を
この光の中に閉じ込めて
その想いすら彩るように

例えば、砂。

こぼれゆくもの　繋ぎとめるように
光で紡いで
そんな檻のような静かな牢獄で
不自由な自由を散りばめる

例えば、星。

いったい誰がこぼしたのか
拾い集めた宝石箱の中
その１つが地球だなんて



・・・なーんて、言ってみたり（ぇ／笑）

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