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無傷なままで恋をすることは出来るのかしら?


ほんのり色をのせるだけの

この淡い気持ち


恋と呼ぶには早すぎて
愛と呼ぶには軽かった

+++

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つづきを読む

ただ ぼくは きみの 瞳に 映りたかっただけ











落ちて はじめて 解ったよ

本当はね。いつだって、惑いがあるんだ。

+++

そんなことを言ってしまうと 僕の中の誰かが怒るけど
確かにそんな気持ちも在るんだよ

もし、を考えて もし、を想像して もし、を夢見て

不確かな今を嘆く僕を
未来を信じる僕が詰る

僕と同じ顔して、僕を見て、あふれ出る雫をぐっとこらえて

僕は僕を抱きしめた

いいんだよ。
それでも。

いいんだよ。

―――そう言って、僕は僕になるんだ。

+++

本当は、いつだって惑わない。
そんなことを言うつもりはないけれど。

それに立ち向かう力は きっと そこにあるから。

つづきを読む
無音の世界に行きたいな。

少しの足音でも響くくらいに。
鳥のさえずりを聴いて、機嫌のいい鼻歌を歌いながら。
森の中を旅するように。

無色の世界に行きたいな。

どんな色でも映えるように。
絵の具とペンキで世界を変えて、明日への虹を僕の手で。
広大な空を染めるみたいに。

無を知って、有を知り。
有を知り、無を知って。

ぜんぶぜんぶ、僕の胸に刻みたい。

+++

例えば、地平線の向こう、海の彼方へ迷っても。

それだけは決して手放さぬよう。



僕は、この手で。この足で。



今を翔るよ。

つづきを読む
君が話す言の葉は、風に揺られて消えてゆく。
私の心はそのたびに、どくんどくんと跳ねるのです。

君があの子の隣にいると、世界はくらくら淀んでゆく。
私の心はそのたびに、ずきんずきんと沈むのです。

目に付くものはどうしてか、いつも君が側にいて、
残照のように私にやきつき、夢にまであらわれて、
私の心をさらってゆくの。

―――ねぇ、君。
どうか どうぞ こちらを向いて。

―――ねぇ、君。
そのしなやかな唇で声音をならして。

そんな願いを抱いて 私は。
ああ、―――なんて、あさましい。

+++

授業中に書いたもの(ぇ)
 
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