不思議な夢を見ました。
起きてすぐに忘却してしまったけれど。
とても、とても変な夢を見た。
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昨日のお通夜のあと、葬儀屋さんに営業をしました(ぇ/笑)
「こんな時なのにすみません。不躾な質問をしてもいいですか?」
と、本当に不躾な質問をしました。
「葬儀屋さんって儲かるのですか?」
…言っておきますが、普通はそんなこと自分の母親の葬儀中に言いません。
(当たり前だ!)
私は、こんなときでも将来のことを考えて行動してしまうみたいです。
・・・行動、できるみたいです。
来年もしかしたら就職活動に伺うかもしれません。
その際はぜひよろしくお願いいたします。
こういった作品を作っています。
名刺を頂いても・・・?
などなど。
どこの就職活動生ですか?!…みたいな(まったくだね)
ちゃっかり自分の名刺も渡して、たぶん印象には残ったと思います。
…まぁ、ね。
前代未聞だと思いますよ。
自分の母親が死んだというのに、自分を業者に売り込む娘って…(ため息)
でも、親戚の人にも「いいのよ、そういうのはどんどんやって」とか。
兄からは「そーゆーとこ、相変わらずちゃっかりしてんよな」とか。
言われて。
自分でも、どうしてそんなことをしたのか。
やったあとに本当に私ってロマンチストなのか疑問に思いました(笑)
芯がリアリストなのかなぁとも。
ついでに従妹や旦那さんにも名刺を渡して何か御座いましたらご連絡を!
…って。
営業してしまいましたorz
(もう 呆れてものが言えないよ)
(どれだけ 現実主義者なんですか)
(基本シビアなのがいけないのかなぁ・・・)
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昨日から今日にかけて葬儀場に泊まった。
襖の向こう。
隣の部屋には、母が棺の中で眠っている。
これが最後の夜だった。
父と兄と叔母2人。従妹家族と私はそこで夕食をとり。
午後9時には葬儀場がしまってしまうので、それまでに従妹たちは帰っていった。
その後、持ってきた寝巻きに着替えて布団の中へ。
私は音楽を片耳に。
普通に熟睡しましたよ。
(でも。久々に畳の部屋で寝たので少し身体が痛かったです/笑)
横で寝ていた兄は、携帯電話とタバコと音楽を手に外へ。
夜な夜な抜け出して、車を開けようとしたら警報装置がなって鳴り止まなくて困っていたそうです。
(全く。何をしているんだかw)
朝。
9時に告別式。
お経。
…何時ごろかな。
10時ごろかも。
母の棺の中に、一緒に燃やすものを入れました。
私は、今年の学園祭に飾った絵。
母が息を引き取った日、徹夜で加工して一言書いて印刷した写真。
最初で最後のなってしまった手紙を入れました。
ほかにも寝巻きや上着。帽子。
「ガンが治ったら旅行に行こう」と母が書いた文字。
父と母が旅行に行ったときの祈願写真。
叔母たちのハンカチ。
…などを入れた気がします。
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父が、泣くのです。
これで最後だ、って。
ちくしょう、って。
起きて。起きて。と呼びかけながら。
それが一番つらかった。
それを見るのが一番堪えました。
兄は結局、泣きませんでした。
私たち兄妹は、本当に、変な所が似ています。
『私たちが泣いたら、父が泣けない』
って、思っているのかもね。お兄ちゃんも。
(でも、一番つらいのは、きっと…)
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母の周りに花を引きつめて。
棺を閉じて。
火葬場へ。
あっけなく。
あっさりと。
棺は炎に包まれました。
本当はその間は待っているのもなのでしょうが、時間短縮のため、なんちゃら料理を食べて。
次に見たのは、母の遺骨。
ガンに侵された骨はスカスカで、穴だらけで。
癌細胞のバカヤロウ!と、ついつい悪態をついてしまいました…。
納骨。
骨を箸と箸でつかんで入れ物の中へ。
私と同じくらいだった母が、小さく。
とても小さくて。
私の両手で抱え込んでしまえるくらいの大きさになってしまいました。
遺影と写真と骨。
父と兄と私で持って歩いて。
その後、解散。
家へ帰りました。
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母は入院中ずっと家へ帰りたがっていました。
ようやく帰ってこれたのにね。
こんなのってないよ。
「お母さん。家だよ」
「ただいま」
そうやって、兄と一緒に扉を開けて。
込み上げそうになった何かを、唇を噛んで抑えた。
つい先日。
母とおそろいのストールを買ったのです。
母がサーモンピンクで、私が白。
これから冬だから、軽くて身体に負担のならない暖かいのがいいよねって。
入院中それが届いて。
結局、母はそれを使わないまま。
遺体となって帰ってきたとき、ドライアイスで冷やされている母の上にそれをかけてあげました。
「ほら。届いたんだよ。いい色でしょ?」
今は、遺骨の上からかけてあげています。
「朝と夜は寒いから。冷えないように」
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一年くらい納骨はしないと父が言っているので、それまでは母と一緒にそれを使おうと思います。
本当は一緒に燃やそうかとも思ったのです。
でも、親戚の人たちが「凛が使ってあげたほうが喜ぶよ」って言ってくれたから。
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帰ってきて、葬儀屋さんが来て、仏壇を作って。
その後、私の友人が遠いところをはるばるとお花を持ってお線香を上げにきてくれました。
本当にありがとうございます><
すごく綺麗なお花で、きっと母も喜んでいると思います。
今日は葬儀が終わった後、本屋に行って課題に使う本を買う予定でした。
それを話したら、一緒に行ってくれて。
3人で一緒に夕飯を食べました。
色々お話を聞いてくれてありがとう♪
こんなときに課題の心配をして。
明日から学校に行くって言ったらさらに驚かれました。
忌引きって一週間くらいするものだそうです(知らなかった…)
母の場合は何日間あるのか解らなかったので、事務局に問い合わせてみることにします。
もしかしたら明日も学校は休むかもしれません。
まだ、家の整理が終わっていなくて、遺品の整理や入院や通院の事後処理なども残っているので・・・。
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思ったよりも落ち着いている自分に驚きます。
普通に話している自分が嘘のようです。
たぶん、これは、呆然としている。と言ったほうが正しいのでしょう。
抜け殻のようです。
特に父が。
力が抜ける、と言っていました。
本当は今日課題をやって。作品作る予定だったのですが、友人に止められたので素直に寝ようと思います。
自分で思っていた以上に疲れが溜まっているようです。
すごくすごくダルイです・・・><うぅ。。。
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コメントをくれた皆様や、お友達にも連絡を取りたいのですが。
ちょっと疲れていて今は無理のようです。
返事は遅くなってしまうと思います。
会って話したいこともあります。
ああ、真夜中にもかかわらず長電話をしてくれた方、ありがとうございます。
本当に長々と話して。ちょっぴり話すのが面倒なくらいでした(ぇ/笑)
正直、どんな顔をして学校に行けばいいのか。迷います。
だって、私。
相変わらずなんだもの。
笑って話せてしまう。
無理しなくていいんだ、って。
笑わなくいいんだ、って。
我慢しなくていいんだ、って。
解っているのに。
(無理しないで笑えるってどういうこと?!)
こぼれる涙は、ただ1人。
夜の静けさにまぎれて、頬を伝う。
ダメね。それすらも危うい。
人のやさしさに触れたときにはあんなにも素直に泣けるのに。
もう 友達の前でも、自分だけでも ダメみたい。
泣きたいわけじゃない。
喚きたいわけじゃない。
でも、一度どこかで何かをしておかないと、いつか絶対に倒れてしまう気がする。
けど、もう。
何も気にすることなく号泣できるほど、幼くないみたいだ。
…やっかいな性格だなぁ・・・(苦笑)
近いうちに、私が私を泣かせてあげないとダメみたいです。
そうしてあげたほうがいい気がします。
本当は、そういうの。
他者から与えられる何かを媒体にして勝手に涙がこぼれるものなのにね。
私はもうそれすら麻痺しているのかな。
ああ。でも。あれかも。
学校行って。友達に会って。
いつもみたいに抱きついたとたん、泣き崩れたりして…。
(あ~それはその子に迷惑だなぁ・・・笑)
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